1on1だけでは、チームは動かせない!チーム力を最大限に引き出す「チームコーチング」【ICFコーチ監修】

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1on1ミーティングだけで、チームの問題を解決しようとしていませんか?

実は、多くのマネージャーが「1on1に頼りすぎている」ことで、逆にチーム全体のパフォーマンスを低下させているケースがあります。
この記事では、1on1だけに頼らず、チーム全体で課題を共有し、解決していく方法を解説します。

  • 1on1に頼りすぎるリスクとは?
  • チーム全体の関係性を理解する重要性
  • 「チームコーチング」で関係性を強化する方法

1on1だけに頼るマネジメントがもたらす3つのリスク

1on1は個々のメンバーとの信頼関係構築やキャリア開発・育成の支援に効果的ですが、以下のデメリットも存在します。

  • マネージャーが疲弊する:すべての問題をマネージャー1人で解決しようとしてしまう
  • チーム全体の問題は扱えない:チーム内の人間関係、コミュニケーション、役割・業務分担などの問題は解決できない
  • チームの一体感の低下:マネージャーと各メンバーとの関係性に依存し、チームの協働関係はおざなりになりがち

こうしたデメリットも知った上で、チーム全体で課題を解決できる関係性や機会が必要です。

チームは「相互関係の網の目」で成り立っている

チームは「1対1の関係」の集合ではなく、「相互関係の網の目」で成り立っています。
たとえば、7人のチームであれば以下のような関係が生まれます。

  • 1on1の関係数:マネージャーと各メンバーの6通り
  • チーム全体の関係数:21通りの相互関係
チーム全体の関係数

この多様な関係性は、誤解やすれ違い、遠慮などの問題を生むことも。
しかし、それを逆に強みに変えることが可能です。

チーム全員が「関係性」を自分ごとにする方法

チームの関係性はリーダーだけでなく、全員が関与することで強化されます。
以下のポイントを意識しましょう。

  • メンバー全員が「自分が当事者の1人」と意識する
  • リーダーは「チームとして解決する姿勢」を示す
  • 問題解決は1on1だけでなく、全体で共有・議論する

これにより、チームはただの「個の集まり」から「協働する集団」へと進化します。

チームの関係性を強化する「チームコーチング」とは?

1on1に頼らず、チーム全体で課題を共有し、関係性を強化する方法として「チームコーチング」があります。

チームコーチングは、以下のメリットがあります。

  • メンバー同士の相互理解が深まる
  • チームの一体感が向上する
  • マネージャーの負担が軽減される

チームとしての協働関係を扱うことで、個人の成長だけでなく自分たちで問題解決ができる、チームの“自走する力”が引き出されていきます。

チームの「変化する力」を引き出したい方へ

チームや組織が継続的に成長していくためには、スキルの習得だけでなく、「リーダーのあり方」や「関係性」へのまなざしが欠かせません。

ポジティブチェンジコーチングは、リーダー・メンバー・チーム(組織)に並走しながら、”自分たちで変化を起こし続ける力”を引き出す、法人向けの伴走型コーチングプログラムです。

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コラムの書き手:株式会社Being and Relation 代表取締役 池田 佳奈子

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